不動産の売却を考え始めると、
多くの方がまず気になるのが「いくらくらいで売れるのか」という点です。
インターネットで調べると、
「このエリアの相場は〇〇万円」といった情報がたくさん出てきます。
ただし、この「相場」は確定価格ではありません。
愛川町や厚木市、相模原市周辺でも、
同じような条件に見える物件でも、
実際の成約価格には数百万円単位の差が出ることは珍しくありません。
「相場が1,800万円と書いてあったのに、1,600万円と言われた」
あるいは
「思っていたより高く評価された」
こうしたことが起こるのには、きちんと理由があります。
▼相場は判断材料のひとつです
売却を決める前の相談はこちら
相場は「点」ではなく「幅」で考えるものです
まず大切なのは、
不動産の相場は「この価格」とピンポイントで決まるものではなく、
「このくらいの幅の中」という目安で考えるものだということです。
なぜなら、不動産の価格は次のような要素で簡単に変わるからです。
- 道路の幅や接道状況
- 日当たりや向き
- 駐車場の使いやすさ
- 建物の状態(外壁・屋根・水回り)
- 室内の荷物の量や手入れ状況
これらの条件が少し違うだけで、
同じエリア・同じ広さでも評価は変わります。
つまり、
相場は「目安の範囲」であって、保証された価格ではありません。
【査定の使い分けはこちら】
→ 机上査定・訪問査定

「売主の事情」より「買主の事情」で価格は動く
もう一つ重要なのが、
不動産の価格は 売主の希望よりも、買主の事情によって決まる という点です。
例えば、同じ物件でも、
- 子育て環境を重視する家族
- 近くで住み替えたい地元の方
- リフォーム前提の購入者
- 土地として探している人
こうした買主の目的によって、
「評価するポイント」も「出せる金額」も変わります。
売主から見ると同じ物件でも、
買主から見ると価値の見え方がまったく違うということはよくあります。
【建物状態の影響はこちら】
→ 状態差で価格が変わる理由

建物の「状態」も価格に大きく影響する
特に築年数が経過した戸建や空き家の場合、
価格に大きく影響するのが建物の状態です。
- 外壁や屋根の傷み
- 給湯器や配管の状態
- 雨漏りの有無
- 水回りのリフォーム状況
これらは、
「購入後にどれくらいお金がかかるか」という判断に直結します。
そのため、
同じ築年数でも「ほとんど直さず住める家」と
「大きく直す必要がある家」では、
評価に差が出るのは自然なことです。
▼相場確認だけでも問題ありません
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相場は「決断するため」ではなく「整理するため」に使う
相場という言葉を聞くと、
「この価格で売るかどうかを決める材料」と思われがちですが、
本来の使い方は少し違います。
相場を知ることで、
- 今すぐ動くべきか、まだ待っていいか
- 家族と話し合う材料ができる
- 無理な期待や不安を減らせる
といった**「判断の前提」を整理する**ことができます。
相場は、
決断を迫るための数字ではなく、考えるための材料です。
▼相場確認だけでも問題ありません
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まとめ
不動産の相場は、
あくまで目安であり、確定価格ではありません。
価格がブレるのは、
- 物件の条件
- 建物の状態
- 買主の事情
といった要素が組み合わさるからです。
だからこそ、
インターネットの数字だけで一喜一憂するのではなく、
「この物件の場合はどう考えればいいか」を整理することが大切です。
相場を知ることは、
売る・売らないを決めるためではなく、
落ち着いて判断するための準備です。
▼相場の整理からご相談ください
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