「この価格で売れると思ってたのに…」
そんな後悔、あなたにも覚えがありませんか?
一棟アパートの売却は、人生で何度も経験することではありません。
だからこそ、知らず知らずのうちに“もったいない間違い”をしてしまうことがあります。
たとえば
- 「とりあえず高めに出して様子を見よう」
- 「長年付き合いのある不動産屋に任せれば安心だろう」
- 「相続のことは、売ってから考えればいいか」
どれもよくある考え方です。
でも実は、それが売却価格を下げる“落とし穴”になっていることもあるんです。
とはいえ、そんな判断を責める必要はありません。
それは、誰もが一度は通る道。むしろ、気づけた今こそがチャンスです。
この記事では、60代オーナーがやりがちな5つの落とし穴を紹介し、
“納得価格”で売却するための具体的なステップをわかりやすく解説していきます。
次の売却で、あなたが後悔しないために
必要なヒントが、ここにあります。
第1章:避けるだけで売却がうまくいく5つの落とし穴

不動産の売却は一度きりという方がほとんど。
だからこそ、知っていれば防げた“もったいない間違い”が数多くあります。
ここでは、特に多い5つの落とし穴をご紹介します。
間違い①|1社だけに査定を依頼するのは危険
「昔からの付き合いがあるから」と、
1社にだけ査定を依頼していませんか?
それ、損している可能性があります。
たとえば、一括査定サイトを使えば、
複数の不動産会社から見積もりが届きます。
A社は6,000万円、B社は5,200万円。
その差800万円。この差が“売却戦略”の差です。
金額だけでなく、売却手法、買い手のネットワーク、
広告力など、見極める材料がたくさんあります。
複数社に査定を出すことは、価格の比較だけでなく、
信頼できるパートナー選びの第一歩です。
間違い②|とにかく高く出せばいいと思っている
「できるだけ高く売りたい」――当然の願いです。
でも、最初から相場より1,000万円高く出してしまうと?
誰も内見に来ず、価格を下げざるを得なくなるります。
さらに「売れ残り物件」という印象がついてしまいます。
結果的に、最初から適正価格で出していれば
もっと早く、高く売れた…ということに。
価格は“夢”ではなく“戦略”です。
高値で売るには、相場+魅せ方+時期の3点がカギです。
間違い③|第一印象を軽く見ている
買い手はまず“見た目”で判断します。
写真が暗い、壁が汚れている、ポストが荒れている。
それだけで「ここはダメだな」と思われます。
プロのカメラマンに撮影を依頼する、
共用部分の清掃を徹底する、
軽微な修繕を施すだけでも印象は激変します。
物件の“魅せ方”は、価格に直結します。
売却前の準備は「高く売るための投資」だと考えてください。
間違い④|税金・相続を後回しにしてしまう
「売ってから税金のことを考えよう」では遅い。
売却益には譲渡所得税がかかります。
さらに相続の時期やタイミング次第で、
税額が大きく変わることも。
5,000万円で売れても、
1,500万円以上が税金で消えるケースもあります。
しかし、売却時期の調整や資産分割の工夫で、
節税できる可能性は十分にあります。
売却を考えるなら、まず税理士と相談。
家族とも共有しておくと、後悔のない売却ができます。
間違い⑤|売却理由を曖昧に伝えている
「とくに理由はないけど…」
なにげなく答えると、買い手は不安になります。
「何か事情があるのでは?」と勘ぐるからです。
「相続のため」「管理が難しくなった」
といった正直な理由を伝えるだけで、
買い手の安心感は大きく変わります。
さらに、修繕履歴や入居率などのデータを
整理して提示することで信頼度が格段に上がります。
物件の“過去”を見せることは、
買い手の“不安”を払拭する最大の武器です。
第2章:60代オーナーが取るべき3つのステップ

ここからは、60代の今だからこそできる “失敗しない売却”のための3つの行動をご紹介します。
ステップ①|相場観を武器にする
「この価格は妥当なのか?」
それが判断できるだけで、損を回避できます。
一括査定サイトで複数の査定を取得し、
あわせて地元密着型の業者にもヒアリングしてみましょう。
そして重要なのは、金額だけで判断しないこと。
✔ どんな売却プランか?
✔ どのような買主を想定しているか?
✔ どれだけ積極的に売る姿勢があるか?
“いくら”で売るかではなく、“どう”売るか。
これがベテランオーナーの視点です。
ステップ②|物件価値を上げる事前準備
売却直前でいい…と思っていませんか?
でも、“見た目”は価格に直結します。
✔ 外壁や階段の掃除・塗装
✔ ポストやインターホンの整備
✔ 室内写真はプロに依頼
さらに、必要書類も事前に整理を。
✔ 権利証
✔ 賃貸契約書
✔ 修繕記録
✔ 入居率の推移・レントロール
こうした“資料の整い方”が、
買い手の信頼を得るカギとなります。
ステップ③|信頼できるパートナーを見極める
媒介契約には3種類あります。
- 一般媒介:複数社に依頼可能、広く募集しやすい
- 専任媒介:1社に集中して依頼、自分で買い手を探すのもOK
- 専属専任媒介:1社限定、自力での売却不可、サポート手厚い
いずれを選ぶにせよ、決め手は「人」です。
✔ 話が分かりやすい ✔ 質問に丁寧に答える ✔ 売主の事情に寄り添ってくれる
この人なら任せたい―― そう思えるかどうかが、最後の決め手です。
第3章:売却成功者に共通する「3つの視点」

成功する人には、必ず共通点があります。
それは、考え方と見方の“洞察力”です。
視点①|買い手目線で考える
「自分ならこの物件、買いたいと思うか?」
利回り、将来性、外観の印象、管理の丁寧さ――。
すべてが買い手の判断材料です。
売り手の視点ではなく、
“買い手の気持ち”で見直してみましょう。
視点②|売却後のことも計画している
売ったあとのお金、どう活用するか? 相続対策は?投資先は?家族との話し合いは?
ゴールは“売ること”ではありません。 その後の人生設計も、成功の一部です。
視点③|物件に対する想いを伝えている
数字や図面だけでは、伝わらないものがあります。
「どんな人が住んでいたか」
「どんな管理をしてきたか」
そんな“エピソード”が、買い手の共感を生み、
信頼を価格に変えてくれるのです。
最後に──“納得価格”への一歩を、ここから

ここまで読んでくださったあなたは、
すでに「何かを変えたい」と思っているはずです。
でも、こんな不安もあるのではないでしょうか?
「この判断、本当に正しいのか?」
「もっと高く売る方法があるのでは?」
「家族や税金のこと、ちゃんと考えられているだろうか?」
その迷いや疑問は、誰もが感じるものです。
それだけ、アパート売却は“人生の決断”だからこそ。
今回ご紹介したのは、60代オーナーが陥りやすい5つの落とし穴と、
“納得の価格”で売るための3つの準備、そして成功者の3つの視点でした。
少しずつでいいんです。
今日からできることを、ひとつずつ始めてみてください。
✔ 複数の業者に査定を依頼する
✔ 物件の状態や資料を整える
✔ 家族と資産や税金の話をしてみる
大切なのは、動き出すこと。
後悔しない売却のカギは、「今」この瞬間にあります。
まだ間に合います。
あなたのアパートは、これから価値を生かせる物件です。
売って終わりではなく、
その先の未来につながる売却へ。
さあ、“納得価格”への一歩を、ここから踏み出してみませんか?